足元からの連鎖で生じる「姿勢のくずれ」が
体全体の不調につながります。

膝が痛いだけで、どうして腰や肩まで影響するの?
実は、膝のゆがみは「姿勢全体のくずれ」を引き起こし、
結果的に慢性的な腰痛や肩こりにつながるケースが多いのです。
上半身を支えている骨盤がゆがむと腰椎・肩関節や首の骨にも影響が出ます。
その骨盤がゆがむ原因に膝の変形と外反母趾があります。
外反母趾に関しては前回のブログで説明しましたので今回は膝についてです。
膝のゆがみが姿勢にどう影響するのか
膝が内側に入ったり、外側に開いたりすると、体のバランスを保つために、骨盤や背骨の位置がズレてしまいます。
これが猫背や反り腰といった「不良姿勢」を生む原因です。
膝に痛みがあるとそれをかばう為に上半身のバランスが変わってきます。
上半身を支えているのは骨盤になります。この骨盤が左右差・前後に傾く・上下にずれが出る。
などがあると上に乗っている背骨や肩・首へと影響が出てきます。
この骨盤がゆがむ原因に骨盤の土台にあたるのが膝と足裏のバランスになります。
腰痛・肩こりの原因は「重心のズレ」?
不良姿勢になると、背中や肩の筋肉に過剰な負担がかかります。
また、重心が偏ることで、腰の筋肉も常に緊張状態となり、慢性的な疲れや痛みが現れます。
膝の左右差・前後の変形・上下の負担度が繰り返されるとそれを補うために上半身にも影響が出てくるのです。だるま落としを想像してみてください 一段目が左にずれると2段目は右側にずれてさらに3段目はまたその反対側にづれるてバランスを取らないと崩れてしまいます。
身体も立っているために前後左右のバランスを取っているので同じようなことが起こります。これを長期間続くと変形へとなってきます。
姿勢の改善は「足元」から
肩や腰だけをマッサージしても、一時的な解消にしかなりません。
本当の原因となる膝や足元のゆがみを整えることが、根本改善への第一歩です。
まとめ:
膝のゆがみは、姿勢の崩れを通じて全身に不調を引き起こします。
腰痛や肩こりがなかなか改善しない方は、ぜひ「足元」から見直してみてください。
改善方法
*膝を支えている太ももの筋肉を鍛える。
*膝に体重からの影響を与えないためにテーピングやサポータで固定する。
*膝の血行をを良くするために針やお灸をする。
*整体等で膝のバランスを改善する。
*正しい歩き方を指導してもらう。
これらを継続して行い膝を改善して将来 腰や背中・首に負担が掛からないようにしましょう。
つるみ治療院
住所:三郷市三郷1-27-10 三郷リバティ 1F
TEL:048-952-5472
ブログ執筆:院長 鶴見勝司