正しい歩き方

正しい歩き方とは、体に負担のない歩き方と言うことです。
見た目にスマートに見える歩き方でも、体(踵・膝・腰)へ歩いている時の衝撃や負担がかかっては
何年もその歩き方をしていると体の歪みや変形へと繋がってしまいます。正しい歩き方を覚えていつまでも自分の足で歩ける週間にしましょう。
踵からの着地は間違い

多く広まっている膝を伸ばして踵からのちゃくりが誤りなのか?
今の日本では殆ど歩く歩道はアスファルトで舗装されています。公園の土の地面や芝生を歩く時は踵をついた時の衝撃を土や芝生が吸収してくれますが、アスファルトの様な固い道路で歩いている時は膝を伸ばして踵から付いているとその衝撃が自分の体へと跳ね返ってきてしまいます。
1回の衝撃は少ないですが! 1日何千歩それを1年3年5年と関節へと溜まってきます。
これが原因のはっきりしない慢性的な関節痛になる原因なのです。
整形外科の通院されいる方の70%は慢性痛と言われています。例えば会社を退職して健康のために毎日ウォーキングを始めたら踵が痛くなった・膝の調子が悪くなった。という方が結構いらっしゃいます。これらは踵から着地する回数が急に増えたからです。
では、体に負担のかからない正しい歩き方とは、
①膝をいつもより1cm上げて歩く。
②踵からでなく足裏全体で着地する。厳密には踵からになりますが感覚としては足裏がほぼ同時に着地するイメージです。(立ったその場で足踏みした感覚)です。
③足先と膝先は進行方向に向けて!外側に開かない。
④目線は前を見て足元(下を)見ない。手を後ろに意識して振ると背中が丸くならないで姿勢も良くなってきます。
⑤足指を意識して親指と小指で踏ん張る。
イメージとしては雪道を歩く時にひざを伸ばして踵から着いたらひっくり返りますよね!それだけ体のバランスに合っていない歩き方と言うことです。
これを直ぐには、長年の身に付いた歩き方を変えることは無理なので少しずつ1日何歩かやっていると身についてきます。
まとめ!
踵からの着地はしない!tっやくちは足裏全体で着地する。
大事なのはいつもより膝を1cm上げる事を意識してください。
つるみ治療院
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ブログ執筆:院長 鶴見勝司